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コラム 3ページ目

院内の医療機器の紹介 血液検査(生化学検査)





血液検査に必要なドライケム

血液生化学検査は、動物の血糖値、腎臓や肝臓の数値などが測定できます
動物の状態を確認するのに非常に重要です。


関連記事→わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容 ~その5

ドライケムを使用して病気がよくなった症例を1つご紹介します!

・糖尿病
 9歳ミニチュアピンシャーです。普段からよくご飯を食べていましたが、お水を飲む量が増えて、だんだんと痩せてくる様子が気になり初めて受診されました。
そこで血液検査を行うと、ドライケムで高血糖が見つかりました。
追加で尿検査を実施したところ尿糖、ケトン体が発見されました。
これらの結果を踏まえて糖尿病と診断しました。
 その後、インスリン注射(血糖値を下げる薬)を打ちながら定期的に血液検査を行い徐々に良くなりました。
 今では血糖値のコントロールもされてとても元気にされています!


                                   スタッフより   

MUTIANを実際に使ったまとまった症例数のデータ(エビデンス)が出てました!

インターネットやSNSでは、
FIP(猫伝染性腹膜炎)の猫にMUTIANを使って良くなりました!
っていう1例報告はたくさん出ていました。
ようやく獣医の中ではまともな論文で、
まとまった症例数で、提示できるデータが出てきました。

 
未承認薬の使用には懐疑的な先生も、これは「事実」なので、
「事実」は飼い主さんに伝えてもらって問題ないと思います。
 
 

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わんこの歯周病ってどんな病気?





歯周病とは?​

歯周病とは、歯垢の中の細菌によって歯茎に炎症が起き、歯を支える歯周組織が破壊される病気です
犬は人に比べて歯垢が歯石に変わるのがとても速く、歯石には歯垢が付きやすいので悪循環が起こります。
歯周病は歯だけでなく、歯周病菌や菌から出る物質によって肝臓、心臓、腎臓などにも悪影響を及ぼすこともあります。


症状は?
  • 歯茎の腫れや出血
  • 歯石がびっしり
  • 口臭
  • 歯がグラグラしている、抜けるなど。。。。

治療方法は?
  • 歯石の除去(スケーリング)
  • 抜歯
歯周病にならないためにできること
  • 歯磨き 
歯磨きに慣れさせるために小さいころから少しずつ、
  1. 顔や口を触る
  2. 歯ブラシを手前の歯に当てる
  3. 歯ブラシや指で奥を触る
  4. 出来たらほめるを繰り返す
 
​人が20日くらいかけて歯垢が歯石に変わりますが、動物は3日くらいで歯石になってしまいます。なので、毎日歯磨きをするのが理想ですが難しいようなら最低でも3日に1回はしてあげると効果があります!
                                   スタッフより



わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容 ~エコー検査





エコー検査

エコー検査とは、見たいところに超音波プローブをあてるだけで、
麻酔などはしなくても実施できるので負担が少なく済みます。
性格によって鎮静をかけることもあります

エコー検査で分かること
健康診断でのエコー検査では、胆嚢のみを見て異常が無いか確認しています(胆嚢の病気は末期になるまで血液検査で異常が見られません)
胆泥症、胆石症、胆嚢粘液嚢腫などの病気を見つけることができます。


 
                                   スタッフより

わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容 ~レントゲン検査


レントゲン

レントゲン検査では、腹部、胸部それぞれ2方向ずつ撮影します。X線を使って全身の状態を確認する検査です
健康診断でのレントゲン検査では、臓器のサイズ、位置などに異常がないかを診ています。

分かること
  • 肺や心臓の大きさ
  • 胸水、腹水の有無
  • しこりなどの有無
  • 肝臓、脾臓などの臓器の影の異常
  • 腎臓・膀胱などの結石の有無
  • ヘルニアなど無いかの確認
  • その他異常がないか
歩き方など気になる子は追加で足のレントゲン撮影もできます。
        スタッフより












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わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容 ~血液検査



その5
血液検査

血液検査が必要な理由
  • 見た目や症状では、分かりにくい病気の可能性を知ることができる
  • 病気の可能性を早く発見でき適切な治療が行える
血液検査で分かる事
  • 病気の可能性
  • 病気の治療中などの場合治療効果の判定
  • 栄養状態
  • 貧血
血液検査で体調や症状では気付けない様な病気もみつけることができるのでとても大切です!  
スタッフより



わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容 ~尿検査


その4
尿検査


尿検査には試験紙を使って行う検査と、顕微鏡で尿を見る検査を行います。


試験紙で調べる事は、タンパク質、ブドウ糖、ケトン体、ビリルビン、潜血、pH、がわかります!
顕微鏡で調べる事は、細菌の異常

特に、タンパク尿比重大切です!

ちなみに...タンパク尿の異常→腎臓疾患、尿路疾患
       比重→腎臓疾患など疑われるかもしれません


尿検査で分かること!
  • 結晶が出ていないか(尿石病)
  • 細菌や炎症細胞が出ていないか(膀胱炎)
  • 濃いおしっこが作れているか(腎臓病)
  • 尿糖が出ていないか(糖尿病)


もし!
  • お水飲む量が増えた
  • 尿の量が増えた
  • トイレに入っている時間が長くなった
などあれば教えてください! 
                                                                 スタッフより





わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容 ~糞便検査

糞便検査とは


ウンチを直接スライドガラスに乗せ、顕微鏡で観察します。


検査からわかる事

  • 寄生虫感染の有無・・・犬回虫、猫回虫、コクシジウム、等々

  • 消化不良の有無  

  • 細菌の異常増殖の有無



ウンチは診るだけで様々なことが分かり、健康のバロメーターになります!
見た目でも様々なことがわかります
例えば...血がついている、柔らかい、普段より臭いがあるなど



健康診断セットのご紹介~身体検査~

わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容
その2 身体検査

 体重、体温、聴診、触診、目、耳、歯石のチェックをします!

・体重測定…痩せすぎ、太り過ぎていないか。体重は、健康状態を知る一番のバロメーターになります

・体温測定…お熱がないかどうか

・聴診…心臓の音やリズムを聴いて異常がないかどうか

・触診…皮膚病、しこり、栄養状態、リンパ節が腫れていないか

・歯石のチェック…歯の汚れ具合

・耳…耳に異常がないかどうか、汚れていないかなど


                                                           スタッフより

健康診断セットのご紹介~問診~





わんちゃん、猫ちゃんの健康診断セットの詳しい内容
その1 問診

 問診とは、受付にて普段の様子などについて伺います。
 
例えば... 
      お水を飲む量が増えた

      トイレの回数が増えた、色がおかしい(濃い、薄い、赤いなど)

      いびきがある...etc


これらの様な些細なことで病気の発見につながる事もあるので教えてください!
   
     ☆気になる事などあれば書いて来ていただけると助かります!🐶🐈
                                     スタッフより

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