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コラム : ノミダニ予防
院内の医療機器の紹介 血液検査(セルタック)
セルタックという血液検査の機器で血球数を数えています。
関連記事→わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容 ~その5
セルタックを使用して病気が見つかり良くなった例を1つご紹介します!
Mixの子犬です。元気がなく食欲が落ちてきたと来院されました。
セルタックなどを使用し血液検査を実施したところ貧血が見つかりました。
そこで顕微鏡で血液を見ると、バベシア原虫が見つかり、バベシア症と診断しました。
重度の貧血もあった為、輸血を行い、その後のみ薬による治療を行いました。
治療後は元気に生活しています!
バベシア症とは。。。マダニによって媒介される赤血球に寄生する虫によっておこる病気です。 現在、日本国内では西日本を中心として発生しています。
死に至る怖い病気ですが、マダニ予防をすることで、防ぐことが可能です!
わんちゃんにはマダニ予防をしてもらえたらと思います。
ノミダニの通年予防について
近年では外に出るわんちゃん、猫ちゃんでは
1年中の予防が推奨されています。
動物がノミやダニに噛まれると
単にかゆいだけではなく、
いろんな怖い病気をうつされてしまいます。
例えば、、
・犬に貧血を起こすバベシア症は一度感染すると治療をしても完治しません
(東広島市はバベシア症の濃厚感染地域です)
・猫に多い重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、
有効な治療法がありません
(人も猫についたマダニから、またSFTSに感染した猫から
SFTSに感染する恐れがあります)
ノミダニの通年予防についての続きを読む
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