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会員制度について~予防~

できるだけ多くの子に予防と健康診断を受けてもらいたい、
ちゃんと予防している人は報われるべき、
との考えもあり、
当院ではわんちゃん、ねこちゃんで特典のある会員制度を実施しています!

動物は言葉を喋らないため、
調子が悪いところがないのか分かってあげにくいですよね。

多くのわんちゃん猫ちゃんが予防・健診を受けてもらって、
その分安心して生活してもらえたらと思っています。


◇プレミアム会員のメリット 

・予防できるものは予防している状態になるので、
その分安心して生活することができる

・診療のお支払い20%off
 予防関係(混合ワクチン、フィラリア予防、狂犬病予防接種、
 ノミダニ予防薬、シャンプー料金etc.)を除く全てのお支払いが対象
→ペット保険の効かないフードや歯石除去も割引対象です!

・シャンプーのオプション無料
(爪切り、耳掃除、臭のう絞り、足裏カット、
 目頭カット、朝から夕までの預かりサービス)

・ペットホテル20%off


 

◇プレミアム会員になるには

→各種予防を行うこと

・犬・・混合ワクチン、フィラリア予防、健康診断セットを行うこと

・猫・・混合ワクチン、健康診断セットを年1回、
    猫エイズ/猫白血病ウィルス検査を1回は受けること

*ノミダニ予防薬は飼育環境によっては必須ではないため、
 条件には含んでいません。
 外に出るわんちゃん・ねこちゃんでは、
 ぜひ予防してあげて下さい。
 こちらも必要な期間を予防してもらいたいので、
 まとめ買い割引制度があります。
→ノミダニ駆除について


以上の条件を満たすと、
その時点から1年間がプレミアム会員となり、
各種特典、割引きを適応させていただきます。
1年以内に再び条件を満たすと、会員は自動更新されます。




各種予防も、年1回以上の健康診断も
しておいた方が良いのはわかってるけど・・

そんな方に、

「これだけメリットがあるならやってみよう!」
と思ってもらえたら嬉しいです。

 


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院内の検査器具の紹介 尿検査 






これは、尿検査で使用する機器です
尿を試験紙にかけると、尿中のタンパクやビリルビンなどを測り異常がないかを知ることができます。

関連記事…わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容 -尿検査

尿検査をして病気が見つかった症例の紹介

9歳MIX猫
 ある日、おしっこの量が多いと受診されました。
まず、尿検査をしてみると尿比重(おしっこの濃さ)が猫の正常値は、1.035以上ですが、1.020と薄い結果でした。
そこで、追加で血液検査とエコー検査をしました。血液検査では腎臓を示す値が高くエコー検査でも異常が見られた為、慢性腎臓病の初期と診断しました。
 その後は腎臓の薬と腎臓用のフードを併用しながら、毎日元気に暮らしています
早期発見の為にも定期的に健康診断を受けてみることをお勧めします!   
                                                                                                                                           スタッより 
                                                                                                                                                                     






院内の検査機器の紹介 超音波(エコー)検査

 




   超音波(エコー)検査では、高周波音波を利用して体の中を見ることができます。エコー検査では、肝臓、膀胱、脾臓、心臓の弁や動きなどの状態までリアルタイムで見ることができます。
 前回紹介したレントゲンとの違いは、レントゲンは体全体など広い範囲で診るのに対し、エコー検査は目的の範囲のみを細かく見ることができます。細かく見ることができるので、臓器の厚さ、形、腫瘍、石などの存在もわかります。

関連情報…わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容 ~エコー検査



エコー検査で見つかりやすい病気


      (異常)              (正常)

胆泥症
  この病気は、本来さらさらだった胆汁が泥のようになる病気で、原因ははっきりとわかっていません
上の画像を見ると、左側の画像の白い靄が泥で、右側の画像は黒く泥がたまっていません
 胆嚢がある肝臓は、「沈黙の臓器」とも言われ症状がみられないことも多々あり、症状が出たころには死亡率が高くなったり手術になるかもしれません
 また、胆嚢の病気はレントゲン検査や血液検査では見つけることができないので、定期的に健康診断を受けてみることをお勧めします!
                                   スタッフより











院内の検査機器の紹介 レントゲン検査





レントゲン(X線)検査と呼ばれているもので、X線を使って体内の様子を外側から調べる検査です。この検査で対象になるのは、腹部胸部、骨など全身にわたります。レントゲン検査では、X線が通りにくい骨などは白く写り、X線が通りやすい空気(肺)などは黒く写ります。
そして、組織の厚みやレントゲン透過性(骨なら白、臓器なら黒)などを組み合わせることで臓器の位置、形、大きさ、レントゲン透過性の濃淡、などを判断します。

関連情報・・・https://www.sakura-petclinic.jp/column/entry/-6/index.php



レントゲンで病気を発見し良くなった症例を紹介します!

16歳去勢ネコ
健康診断の為、受診されました。
普段の様子で変わったことがないかなど問診を行いました。
すると、以前から血尿があるとのことだったのでレントゲン検査を行ったところ、
膀胱に結石が見つかりました。





     ( 青い線で囲っているところが膀胱、その中にある白い影が結石です )
その後、結石を取り除く手術を行い今でも、結石用の療法食を食べながら、今でも元気に過ごしています!


膀胱結石とは⁈
結石とは、尿管、尿道、膀胱での結晶や結石が生じる病気です。

どんな症状?   
・繰り返しトイレにいく
・トイレに行くがほとんど排尿しない
・排尿姿勢はするがなかなかおっしこが出ない
・おしっこが出ない
・落ち着きがない
・排尿時に鳴く
・おしっこに血液が混じる
・おしっこがキラキラしている など

結石は、血液検査や尿検査では見つけることはできません。



このような症状など些細な違和感から病気が見つかるかもしれないので、ぜひ教えてください!



















わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容 ~エコー検査





エコー検査

エコー検査とは、見たいところに超音波プローブをあてるだけで、
麻酔などはしなくても実施できるので負担が少なく済みます。
性格によって鎮静をかけることもあります

エコー検査で分かること
健康診断でのエコー検査では、胆嚢のみを見て異常が無いか確認しています(胆嚢の病気は末期になるまで血液検査で異常が見られません)
胆泥症、胆石症、胆嚢粘液嚢腫などの病気を見つけることができます。


 
                                   スタッフより

わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容 ~レントゲン検査


レントゲン

レントゲン検査では、腹部、胸部それぞれ2方向ずつ撮影します。X線を使って全身の状態を確認する検査です
健康診断でのレントゲン検査では、臓器のサイズ、位置などに異常がないかを診ています。

分かること
  • 肺や心臓の大きさ
  • 胸水、腹水の有無
  • しこりなどの有無
  • 肝臓、脾臓などの臓器の影の異常
  • 腎臓・膀胱などの結石の有無
  • ヘルニアなど無いかの確認
  • その他異常がないか
歩き方など気になる子は追加で足のレントゲン撮影もできます。
        スタッフより












わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容 ~レントゲン検査の続きを読む

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