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コラム : 2025年10月

知らなきゃ怖いノミダニ




やっと涼しくなって、と言いたいですが急に寒くなりビックリです🫨
我が家のおチビトイプー達がやっと一緒に寝てくれる様になり、嬉しいです😆
10月に入っても暑い日が続いていたのでもしかして、このまま夏なのでは?なんて思っていました笑
と言うわけで、涼しくなって来た今油断しがちなノミダニ予防についてご紹介します
 
涼しくなったから、もうノミダニ予防終わりでいいかな?と思っていませんか?
実はノミダニは気温が13度以上あれば活動できるので、まだまだ油断できません
やっと涼しくなって行楽シーズンになり公園やお散歩などでノミダニが付くこともあります
 
😱ノミダニが引き起こすコワーイ病気😱
痒いだけなら、、OK、、?ではなく
実はノミダニは痒みを引き起こすだけではなく、さまざまな病気を運ぶことがあります。
  • ノミによる皮膚炎や貧血
  • マダニによるバベシア症やSFTS(重症熱性血小板減少症群)など命に関わる病気もあります🤢
 
⚡️SFTSとは?
マダニに刺されることで感染
感染した動物(特に犬や猫)の血液や唾液から人にも感染することがある、人獣共通感染症
 
🐶症状(犬)
致死率約40%
発熱、元気消失、食欲不振、嘔吐、下痢
☠️重症化すると、黄疸、出血傾向(口内炎や皮下出血)、神経症状、呼吸困難を引き起こし最悪死に至ります
 
🐈症状(猫)
⚠️猫さん特に注意⚠️
致死率60%とされています。これは人の致死率(約10%〜30%)よりも高い数値です。
元気・食欲の消失、発熱、嘔吐、 血小板や白血球の減少そして、人にはみられない黄疸などの症状を示します
重症化⇨血小板減少による出血傾向や多臓器不全を起こすことがあります
治療法⇨確立されておらず、対処療法が中心となります。
 
※完全室内飼いでも人についてきたものが、猫ちゃん、わんちゃん
につくこともあるそうなので、可能であれば予防してあげてください
 
👦症状(人)
致死率10%〜30%
発熱、下痢、嘔吐腹痛などの消化器症状が多くあるみたいです
 
💊予防は最後の一回までしっかりと!
※ノミダニ予防は月1回タイプ、3ヶ月に1回のタイプがあります
※ノミダニは1年中活動するため年中予防が推奨されています。
※最低でも「寒くなったら終わりではなく蚊がいなくなって1ヶ月後までを目安に予防しましょう♪

 

咳をするのはケンネルコフかも⁈




わたしの独り言なんですが、食に一切の興味関心が無く取り敢えずお腹が満たされれば満足するタイプなんですが、食事を作ることが非常にストレス且つめんどくさいので、野菜、お肉、魚問わず調味料を一切使わずに素焼きや茹でただけで食べていると、ある日から身体がダルく明らかにエネルギー不足になってしまいました笑笑
どんなに面倒さくても調味料は身体にとって必要なんだと学びました笑
 
 
 では、ここからは本題です!
前回の流れで、今回は犬で風邪症状が出るケンネルコフについてご紹介します
 
 最近我が家のわんこが、コンコンと咳をするのが気になるなんて事はありませんか?
そんな時に考えられる病気のひとつがケンネルコフ(犬伝染性気管支炎)です
 
🐶ケンネルコフ『犬伝染性気管支炎』とは?
  • 犬に見られる呼吸器の感染症
  • ウイルスや細菌が原因となり、咳を中心とした症状
  • 人間の風邪に似ていて犬同士で移る
 
🫛プチ豆知識
ケンネル=犬舎、犬小屋の意味で飼育環境、 コフ=咳 の事を表しています
 
主な症状は?
  • 咳⇨コンコンという咳
    初期は乾いた咳
    長期化すると湿った咳
    重症化すると呼吸困難、呼吸促拍
  • 透明な鼻水
  • 元気食欲はある場合が多い
※重症化すると発熱やぐったり、膿のような鼻水、食欲不振など見られます
 
感染しやすい場所
  • ペットホテル、ドックラン、トリミングサロンなど多くの犬が集まる場所
  • ワクチン未接種や子犬、高齢犬は特に要注意です
 
予防方法
  • 混合ワクチンで予防可能(完全には防げません)
  • 犬が集まる場所に行く時にはワクチン接種済みであることを確認する
 
 ケンネルコフは多くの場合、命に関わる病気ではありません。
軽症の場合には自然に回復することもありますが、二次感染や重症化を防ぐために診察が大切です。
咳など気になる症状があれば早めに受診をオススメします。

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